宮副前事務局長の交代挨拶文 宮副 一之氏

事務局変更のお知らせと事務局長退任の挨拶

平成19年5月23日

各位

NPO法人技術交流フォーラム
理事 宮副 一之


 皆様におかれましては、日ごろより、ご多忙の通常業務の中、NPO法人技術交流フォーラムへの活動・支援を賜りありがとうございます。

 つきましては、平成19年度総会(平成19年5月22日)にて、福島裕充理事へ事務局長を引き継ぐとともに、事務局も佐賀市久保泉町大字上和泉3114-3の西日本総合コンサルタント㈱内への変更が承認されました。皆様からは、設立依頼、右左もわからない私を事務局長として暖かく見守り、最良の方向へ導くご支援を戴き、ありがとうございました。
 
当フォーラムは、平成13年8月に法人となってから6期が経過しました。皆様のご尽力ご協力のお陰で、下記に掲げた目標や事業も少しずつ地に足の着いた活動が行なわれて来ています。

(目的)
 この法人は、高度な技術と豊富な経験を有する会員相互の協力により、不特定多数の市民・団体等を対象に、科学技術の分野で助言又は支援・協力を行い、科学技術水準の高揚、健全なまちづくり、次世代人材の育成を推進し、もって社会教育、地域づくり、くにづくり、災害救援、環境の保全などの公益の増進と豊かな社会を作るために寄与することを目的とする。

(事業)
①科学技術についての技術講演会、講習会
②公共団体、民間の行う地域づくり、くにづくりに関する事業への科学技術分野での参画
③環境保全における科学技術分野での調査研究や提案、支援
④災害救援活動における科学技術専門家の派遣
⑤科学技術についての国際交流に関する意見交換会、共同研究
⑥科学技術についての行政施策に対する支援や協力に関する提案
⑦その他、本法人の目的を達成及び活動を実現するために必要な事業

 特に品質確保検討会では、設立当初の夢であった産学官協働による地域活性化母体の創出のひとつの起爆剤となる予感がしております。

 また、事業拡大と供に社会に対する責任も大きくなってきております。公共工事の品質向上、アセットマネージメント、環境保全、などキーワードはつきませんが、私たちが掲げている三つの信条、社会活動に積極的に参加すること、倫理観をもって行動すること、専門技術を通して地域の発展に寄与すること、を常に念頭においてNPO活動を行なうことが非常に重要かつ不可欠となります。これからも、意を強くして貢献して参りたいと考えております。

 総会直後の事務処理の、法務局対応、佐賀県対応等については、福島事務局長を補佐し、協力して行い、スムーズな平成19年度NPO運営が出来る様、協力していく所存です。総会までに引継ぎの準備もしてまいりましたが、完全なバトンタッチまでには数ヶ月を費やすと考えております。事務処理等におきましてご迷惑をおかけする事が生じる可能性もありますがご容赦ください。

 事務局長として、6期勤めさせて戴き、総合技術管理が必要な組織運営のノウハウを学べたことは、私にとりまして、大きな財産となるとともに、これからの私の人生のひとつの方向を示唆してくれました。本当にこのチャンスに出会えたことを幸せに思っております。

 小さな活動範囲から少しずつ大きくなってきたNPO法人の組織運営を行なってきた私と比べ、引き継がれる福島さんには、最初から大きな責任がかかってくると思います。私と同様、福島事務局長への一層のご協力ご尽力賜ります様重ねてお願いいたします。

 平成19年度からは、当法人理事として、技術士部会を担当させていただくこととなりました。また、(社)日本技術士会九州支部佐賀地区の代表幹事の大役も賜りました。これからも常に夢を持ち、少しでも皆様の協力が出来るよう日々研鑽を積んでいきたい所存です。



 以上、事務局変更のお知らせと事務局長退任の挨拶とします。本当に長年事務局運営へのご協力ありがとうございました。